整形ぞうとこころ

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西欧の人間に憧れてスラッとした鼻を手に入れた整形ぞう。ただ、まだ理想には程遠い。

次の目標は耳もスラッとすること。

あとは脂肪吸引して身体もスラッとして、体型維持のために胃も全摘して、尻尾も切ればいい。

そう担当医師との面談で懇願する整形ぞう。

しかし担当医師に断られた。
「整形を続けて君は人間になりたいのか?ぞうなのに!ぞうはぞうらしくしろ!」

整形ぞうはショックのあまり寝込みました。

「ぞうはぞうらしくか、、鼻はスラッとしてくれたのになぁ」

そんなある日書店を訪れるとそこには魚のような猫のような不思議な生き物の本がありました。

手にとってタイトルを見ると「わたしはわたし」と書いてあります。ページを開いて読んでいくと不思議と涙が溢れました。

そこには魚のような猫のような姿の動物が魚でもなく、猫でもなく、わたしとして生きていくそのこころが鮮明に映し出されていました

「そうだ、表層はいくらでも変えられる。本当に変えなきゃいけないのはわたしのこころ。西欧の人として、レディファーストができるようになったら行ってみよう。ここに書いてある、、、発明おじさん?のところに」

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